仕事と家事の両立についてのコツとは？

first おせち

お正月料理として定番のおせちは、年末商戦における百貨店やデパートの人気商品です。

毎年､工夫を凝らしたバリエーション豊かなおせちが店頭に並びます。そんなおせちですが、実は「正月中くらいは家事を休むため」という目的で作られています。酢の物や黒豆のように、保存性が高い食材が多く使われているのは、そういった理由があるからです。

おせちの習慣が庶民に広まったのは、江戸時代後期のことですが、当時から家事がとても重労働だったことを物語っています。

仕事と家事の両立の大変さ

技術の進歩や家電の普及に伴い、家事はとても楽になりましたが、最近では多くの家庭で共働きをしています。

そうすると主婦は仕事と家事を両立することが必要です。もちろん夫婦で協力するべきという風潮に変わりつつありますが、どうしても家事をするメインとなるのは女性であり女性はかなり負担を背負っています。

毎日誰もが24時間という限られた時間の中で生活をしています。家事が大変だからといって仕事を減らすことは難しいですから、家事の時間をやりくりして工夫することが必要です。そこでここでは家事と仕事を両立するための工夫を紹介していきます。

家事は毎日する必要があるものとそうでないものとがあります。

例えば洗濯物が少なければ洗濯をすることが無くてよい日もありますし、冷蔵庫に物があれば買い物に行く必要が無い日もあるものです。こういった毎日の中でしなくても良いことを作っていくことが効率的に家事をこなすことに役立ちます。

特に仕事で忙しい日、疲れやすい週の真ん中や後半にこういった家事を減らせる日が来るととても楽です。そこで、毎日の生活の流れを確認して家事の負担を軽減する方法を考えると両立がしやすくなります。

何週間かコツがつかめるまでは自分の体力とできる家事の範囲を考えていきます。それが見えれば週末をうまく利用したりついでに家事をこなしたりして火事貯金を作っていけばよいのです。

毎日料理をしたり掃除をしたりということは大変です。しっかりと時間を作ろうとしてもあれこれやることがあるとその日には出来上がらず翌日以降に持ち越しとなってしまうこともあります。

たとえば料理をする際には一度にたくさんつくって翌日のお弁当や自家製冷凍食品を作っておくと効率よく家事が進みほかの日に楽ができて便利です。忙しい時に食べられる作り置きがあると疲れている日でも簡単に食事を作ることができます。

また、何かをしながらついでに家事をこなすようにすると大きな時間短縮になります。たとえば歯を磨いたついでに洗面台の掃除と鏡の掃除をしたり、朝最初のトイレをする際にトイレ掃除をするようにしたりということをルーティンにすると敢えて掃除の時間を作る必要が無いです。

家電製品を活用することも大切です。食洗器や乾燥機付きの洗濯機、自動掃除機といったものを利用すると毎日の家事の負担も軽減できます。無理にあれもこれもこなそうとせず、自分がしなければならないことは自分がしてほかの人に任せられることはどんどんと任せるべきなのです。

同様に夫に依頼する家事もどんどんと増やしていくことで家事がかなり楽になります。男性も多くは家事に参加して手伝いたいという気持ちを持っていますが何をすればよいかわからないという人が多いです。

そこで、ゴミ捨てやお風呂掃除など手軽にできる家事を任せていくと家事の負担が軽減できます。