プチ整形!二重埋没の基礎知識

二重埋没とは

二重埋没とは、「たれ目が気になる方」や「一重まぶたのせいで顔がいかつい」とコンプレックスをもつ方が、主治医の指導の下、二重に整形する施術を指します。

とりわけ、メスを使用しない「埋没法」はプチ整形ともいわれ、15万から20万円ほどの価格帯で施術が可能です。若い層も二重整形に埋没法を選ぶケースもあります。

一方で、メスを使用する「切開法」は、20万円から30万円ほどが目安です。
(※価格はクリニックによって異なりますので1つの目安にしてください)

今まで、重たいまぶたを気にしていた方も、比較的安価な価格で理想の目に近づけられ、気持ちも前向きになるでしょう。とはいえ、施術を受ける前には前もって施術内容を把握しておくとが求められます。

瞼板法・挙筋法の違い

まぶたを開く動作をしたとき、皮膚に近い場所に分布する皮枝(ひし)が、皮膚と繋がっている場合、「二重」になり、繋がっていない場合は「一重」になります。

目を開くときに、「眼瞼挙筋」(がんけんきょきん)とよばれる筋肉と、「瞼板」(けんばん)という組織が動きます。

眼瞼挙筋と瞼板をくっつける手術を「挙筋法」といい、対して瞼板と皮枝組織を糸で縫い止める施術を「瞼板法」といいます。これだけではイメージしづらいと思いますので、もう少し深堀りします。

挙筋法は、まぶたの外側にある皮膚とまぶたを引き上げる上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)を糸で結び二重を形成する施術です。角膜に触れない施術法なので、傷はつきません。また、目を閉じているときは、糸のつっぱりがないため、糸が取れにくい点はメリットです。

瞼板法は、瞼板と皮枝をつなぎ合わせる施術です。瞼板法は、従来からある一般的な二重整形ですので、多くの美容クリニックが瞼板法を採用しています。

二重整形医師

瞼板法と挙筋法の施術を必ず成功させるというわけではないものの、「真崎医院」の院長を務める真崎信行医師はおすすめです。25年もの歳月をかけて編み出したオリジナル二重施術は期待できます。

ダウンタイムの短い点や麻酔による痛みを軽減する特徴をもっており、術後のフォローにも力を入れています。

利用者の目線に立ち、気持ちよく施術に踏み切れるようクリニック内は落ち着いた環境作りを意識。完全個室空間のなかで施術ができるため、人の目を気にすることもありません。

想定されるリスク

挙筋法や瞼板法はメリットもありますが、それぞれデメリットもあることに注意してください。

挙筋法は、角膜を傷つけない施術ですが、医師のスキルに影響されやすい施術といわれており、挙筋法の施術経験が豊富でないと医療ミスを招きかねません。逆に瞼板法では、瞬きの際に角膜に触れる部分もあるため施術次第では、角膜を傷つけてしまう可能性があります。

二重埋没は、美容医療の施術だけをみると比較的安価ですが、万が一のためにも施術の内容や担当する医師のスキルをしっかり把握しておきましょう。