子供の1人暮らしは何歳からがいい?

「1人暮らしをはじめる学生」や「1人暮らしをしてほしい社会人」など、年齢によって一人暮らしをするタイミングはさまざまです。何歳で一人暮らしをはじめるといいのでしょうか、年齢別のメリット・デメリットについて挙げています。

18~19歳:進学をきっかけに一人暮らしをはじめる

進学をきっかけに親元を離れ、新しい環境で一人暮らしをスタートする時期に入ります。
学校やアルバイト先など、新しい出会いの場が広がる年齢。18~19歳で一人暮らしをスタートする、メリットやデメリットについて紹介します。

メリット

・ホームシックになりにくい

早い段階で新しい環境の変化に対応できます。学校という一緒の目標をもった友達がいる環境に身をおくので、家族への人恋しさや寂しさなどがありません。友達を家に呼んで過ごす機会もあるので「実家へ帰りたい!」と依存することなく、一人暮らしに徐々に慣れていけます。

・金銭感覚が身に付く

両親からの仕送りやアルバイトで稼ぐなど、どちらも一人暮らしをやりくりするためにお金を管理します。
家賃や光熱費、日々の食費など1ヶ月に必要なお金や使えるお金などの把握をするようになるので、若いうちから金銭感覚が身につきます。

・ 1人の時間を有意義に使える
大学の時間とプライベートの両立の仕方によって、比較的時間に余裕のある生活が送れます。大学の時間割によって午前中に丸っと授業がない日も。前の夜に夜更かしをしたり、空いた午前中に趣味を極めたりと1人の時間を自由に楽しめます。

デメリット

・遊び過ぎる

時間があるだけに友達と遊び過ぎてしまいます。学校の授業をサボっても叱ってくれる人が家にいないため、自分で意識を高くもつ必要があります。18~19歳の一人暮らしは、目的をはっきりさせてスタートするといいでしょう。

20~22歳:就職時の一人暮らし

社会人となり実家暮らしを離れ、自分で生活をはじめる人が多い時期です。社会人としての自覚を身につけるこの時期に一人暮らしをはじめるメリット・デメリットをみてみましょう。

メリット

・好きなエリアに住める

勤務先への導線も含めて、好きな場所に住めます。家賃や光熱費も自分で払うので、自由です。電車で30分以内のところや健康維持のために自転車でいける範囲など、ライフスタイルにあわせた選択肢の幅が広がります。

デメリット

・疲れている時も家事は自分で

実家暮らしの場合、母親が洗濯をしてくれたり食事を作ってくれたりと疲れていても、お腹を満たし、ゆっくり休めました。しかし、一人暮らしになると、仕事で疲れて帰って来ても誰も食事はださないし洗濯もしません。

22歳以上:思いのままで自由な一人暮らし

自立した生活をしようと試みる時期です。生活に必要なお金も稼げるこの歳は、少し高い好条件の物件やエリアに移り住むのも可能。

メリット

・自分仕様の部屋づくりができる

仕事にも慣れて余裕がでてくるので、自分の時間を確保して一人暮らしを楽しめます。また、収入があがっているのであれば部屋数の多い部屋を借りて、映画やコレクションなど趣味の部屋を作ることも可能です。

デメリット

・金銭感覚が狂う可能性も

ブランド物や車、若い頃には手のだせなかった品物が手に入ります。クレジットカードを使い過ぎたり、生活が厳しくなるようなローンを組んだりと、お金使いが荒くなる可能性も。収入と支出のバランスを自分でとれるようにしましょう。